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パソコン組み立て実習(2004/09/11)

各種インターフェース

実習に使っているノートPCには周辺機器を接続するインターフェースが備え付けられている。どんなインターフェースがあり、そこにはどんな機器を接続するのかを調べてみよう。

BIOS

PCには基本的な入出力を司る仕組みがあり、それをBIOS(Basic Input Output System)という。このBIOSマザーボード上のEEPROMなどのメモリ上に保存されている。

 BIOS設定の表示

通常BIOSはPCの起動時にDELETEキーやF2キーを押してその設定画面を表示できる。表示される項目はマザーボード、メーカ、バージョンにより異なる

 演習

  1. 自分のノートPCのBIOS設定画面を表示する
  2. BIOSの製造会社名を調べる
  3. CPUの名称、周波数、キャッシュメモリ容量を調べる
  4. メモリの容量を調べる
  5. HDD、CD-ROMドライブのメーカ名、型番を調べる
  6. HDDの記憶容量を調べる
  7. 起動時のメーカ名のロゴを表示しないようにするにはどうすればよいか
  8. 起動デバイスの優先順位を調べる

コントロールパネルを使ってPCの情報を調べる

Windowsではコントロールパネルにあるシステムを使うとハードウェアなどの情報を調べられる。

 全般タブ

起動後、最初に表示される。システム、使用者、製造会社の情報が表示されます。さらに搭載されているCPUの名称、クロック周波数、利用可能なメモリ容量も表示されます。

 ハードウェアタブ

接続されているハードウェアとそれを駆動するドライバソフトに関す情報に関するボタンがあります。この中のデバイスマネージャを選択すると新しいウィンドウが開き接続されている各種ハードウェアの種類のリストが表示されます。

デバイスが正常に動作している場合には分類名だけが表示され、個々のデバイスは隠されています。動作していないあるいは無効なデバイスは黄色い?や赤い×印が表示されます。

  • 動作していないデバイスはドライバソフトをインストールすることで動作します。
  • 無効なデバイスは有効にすると利用できます。

IRQ

Interrupt requestの略で日本語では割り込み要求という。各デバイスにはIRQが割り当てられており、デバイスからの要求(割り込み)をCPUに伝える。

割り込みという名前の通りCPUが入出力装置からの要求に対してすぐに対応できるようにするためのものである。

I/O

Input Outputの略。入出力装置とCPUの間でデータの受け渡しをする窓口に当たるもの。

PNP

Plug And Playの略。PCが稼働中でも周辺期の抜き差しを実現する技術。

 演習

デバイスマネージャを使って、各種デバイスの詳細な情報を確認しよう。

[パソコン組み立て実習]