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ネットワーク構築(C218-7 2005/11/09)

ネットワーク構築 第5回(2005/11/09)

 FTPの続き

FTPは2つのサーバ間でのファイル転送をサーバ以外のクライアントから制御できる。ただし、サーバの設定でこの転送を禁止していたり、クライアント側でこの機能を実装していないことがあるので、必ず使えるとは限らない。

 ブラウザでFTPサーバにアクセス

ブラウザでもFTPサーバにアクセスできる。URLのスキーマをftpにすればよい。

ftp://サーバアドレス/

 URLにユーザ名とパスワードを含める

ログインしたいときはURLにユーザ名とパスワードを次のように指定すればよい。

 ftp://ユーザ名:パスワード@サーバアドレス/

IEの場合のみ、Windowsと同じ操作でフォルダやファイルの転送等ができる。

 【演習】教師卓PCのFTPサーバにアクセスし、学籍番号のフォルダを作る。

 Webサーバで起動するサービス

Webサーバでは次のサーバプログラムを稼動させえている場合が多い。

  • httpd(常時)
  • ftpd(接続要求があったときのみ)
  • telnetまたはssh(〃)

telnetやsshは遠隔操作のために利用される。sshは送受信するデータを暗号化し、セキュリティを高めている。

 WEBサーバ Apacheについて

Windows用のApacheは通常次のフォルダにインストールされる

C:\Program Files\Apache Group\Apache2

 Apacheの機能

  1. Webサーバ
  2. Proxyサーバ(この機能が使えるようにコンパイルされている必要がある)

 Apacheのフォルダの構成

フォルダ名 役割など
bin サーバのプログラムなどがある
conf サーバの設定ファイルがある
error エラー発生時に表示する文書がある
htdocs サーバトップレベルの文書を置くフォルダ
icons サーバで利用するアイコン用画像ファイルがある
logs サーバへのアクセス履歴やエラーの履歴が保存さている。アクセスログはaccess.logに、エラーログはerror.logに記録される
manual オンラインマニュアルがある

 インストール直後の状態のURLとフォルダの関係

URL 対応するフォルダ
http://サーバ名/ htdocsのindex.html.xxが表示される。xxは言語を示す名前。ブラウザの言語設定にあうファイルを送る。
http://サーバ名/icons/ iconsフォルダの内容
http://サーバ名/manual/ manualフォルダのファイル(多言語対応)

[ネットワーク構築(C218-7)]