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ネットワーク構築(C218-7 2005/10/19)

ネットワーク構築(C218-7) 第2回目

パケット
データ通信の単位

 ネットワーク関連コマンド

tracertコマンド

目的のホストまでの経路を調べるコマンド。UNIXではtracerouteという名前。

tracert 目的のホスト名やアドレス

pathpingコマンド

目的のホストまでの経路を調べ、経路のデータ通信に関する性能を調べる。Windows固有のコマンド。

pathping 目的のホスト名やアドレス

netstatコマンド

ネットワークの各種統計を取得するコマンド。オプションによりその動作を選択できる

netstat オプション 目的のホスト名やアドレス
オプション 意味
オプションなし 接続の確立している通信を表示
-a すべての接続
-b 接続に使用されたプログラムを表示
-n アクティブな接続を表示
-e イーサネットの統計情報を表示
-r 経路情報を表示(route -printと同じ)

DNS Doamin Name Systemの略

  • ホストのIPアドレスとホスト名のデータベース
  • ブラウザやメーラー、OSなどはこの仕組みを使っている。

ブラウザがWEBサーバにアクセスするとき、

  1. DNSサーバにWEBサーバIPアドレスを問い合わせる
  2. DNSサーバはキャッシュにデータがあればそれをブラウザに渡す。キャッシュにデータがない場合は、他のDNSサーバへと合わせを行う。
  3. ブラウザにWEBサーバアドレスを伝える
  4. ブラウザはDNSからもらったIPアドレスでWEBサーバにアクセスする

 DNSはそれが置かれているネットワーク内のホスト名とIPアドレス情報のデータベースとクライアントからの要求で他のDNSから取得したデータをキャッシュしている。

DNSを利用するコマンドにはnslookup、dig、hostがある。Windowsではnslookupのみ利用できる。

例)Yahoo!JapanのIPアドレスを調べる

nslookup www.yahoo.co.jp
  • DNSを使うと、サーバIPアドレスが変化しても利用者側にはなんら影響はない。
  • DNSのデータベースの変更はすぐに他のDNSには伝わらない。時間がかかる。

 ポート番号

ポートを参照


[ネットワーク構築(C218-7)]