ネットワーク構築(C218-7) 第2回目
- パケット
- データ通信の単位
ネットワーク関連コマンド
tracertコマンド
目的のホストまでの経路を調べるコマンド。UNIXではtracerouteという名前。
tracert 目的のホスト名やアドレス
pathpingコマンド
目的のホストまでの経路を調べ、経路のデータ通信に関する性能を調べる。Windows固有のコマンド。
pathping 目的のホスト名やアドレス
netstatコマンド
ネットワークの各種統計を取得するコマンド。オプションによりその動作を選択できる
netstat オプション 目的のホスト名やアドレス
オプション | 意味 |
---|---|
オプションなし | 接続の確立している通信を表示 |
-a | すべての接続 |
-b | 接続に使用されたプログラムを表示 |
-n | アクティブな接続を表示 |
-e | イーサネットの統計情報を表示 |
-r | 経路情報を表示(route -printと同じ) |
DNS Doamin Name Systemの略
- ホストのIPアドレスとホスト名のデータベース
- ブラウザやメーラー、OSなどはこの仕組みを使っている。
ブラウザがWEBサーバにアクセスするとき、
- DNSサーバにWEBサーバのIPアドレスを問い合わせる
- DNSサーバはキャッシュにデータがあればそれをブラウザに渡す。キャッシュにデータがない場合は、他のDNSサーバへと合わせを行う。
- ブラウザにWEBサーバのアドレスを伝える
- ブラウザはDNSからもらったIPアドレスでWEBサーバにアクセスする
DNSはそれが置かれているネットワーク内のホスト名とIPアドレス情報のデータベースとクライアントからの要求で他のDNSから取得したデータをキャッシュしている。
DNSを利用するコマンドにはnslookup、dig、hostがある。Windowsではnslookupのみ利用できる。
例)Yahoo!JapanのIPアドレスを調べる
nslookup www.yahoo.co.jp
ポート番号
ポートを参照