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イントラネット画像演習7

電子メールプログラムを作る

電子メールを送受信するプログラムをVisual Basic 6.0で作る。

完成したプログラムと各部の動作を示すフローチャートを提出する。

 電子メール送受信の仕組み

電子メールの送受信はテキストデータのやりとりで成り立っている。クライアントからのコマンドをサーバに送り、そのコマンドに応答する。

クライアントサーバはキャッチボール紙ながらメールの送受信を行っている。

SMTP、POP3サーバとはTELNETを使って手動でメールの送受信ができる。

telnet サーバ名 ポート番号

たとえば、localhostのSMTPサーバと接続するには次のように入力する。

telnet localhost 25
220 BlackJumboDog Copyright(c) 1998/5.. by SIN/SapporoWorks SMTP ready
HELO localhost
250 OK
MAIL FROM:<sakabe>
250 OK
RCPT TO:<sakabe>
250 OK
DATA
354 Enter mail,end with "." on a line by ltself
TEST mail
.
250 OK
QUIT
221 delivering mail

ホストとの接続が切断されました。

localhostのPOP3サーバと接続するには次のように入力する。

telnet localhsot 110
+OK POP3 BlackJumboDog starting <1036.1087884690@bjd.ne.jp>
USER sakabe
+OK Password required for sakabe
PASS sakabe
+OK sakabe has 3 messages ( 867 cotets ).
STAT
+OK 3 867
LIST
+OK 3 867
1 559
2 201
3 107
.
RETR 1
+OK 1 559
Received: from localhost by bjd.ne.jp
        with SMTP id 54302692; Tue, 22 Jun 2004 10:04:01 +0900
TEST
.
DELE 1
+OK Message 1 has been deleted.
QUIT
+OK Goodbye.

ホストとの接続が切断されました。

VBではWinsockコントロールを使う。

 メールサーバ

今回のプログラムはメールサーバ(SMTPとPOP3)がなければ動作確認できません。そこで、Windows上で動作するプログラムBlack JumboDogを使います。

Black JumboDogの設定

 制作する電子メールプログラムの要件

  1. メールを送受信できる
    1. メッセージ作成ボタンで送信するメッセージを入力するフォームが表示され、宛先、件名、本文を入力できる
    2. 送信ボタンで入力したメッセージを送信する。
    3. 受信ボタンでサーバからメールを受信し、その一覧を表示する。
  2. 受信したメールをファイルに保存できる
  3. サーバアカウント情報をファイルに保存する

 メールプログラムの構成

  1. メール送信部
    1. メール本文作成(あて先、件名、本文の入力)
    2. メール送信
  2. メール受信部
    1. メールの受信
    2. 受信データをファイルに保存
    3. 保存したデータの閲覧
    4. 返信
  3. 設定情報
    1. 送受信サーバ
    2. ポート番号
    3. 利用者メールアドレス
    4. アカウントとパスワード
    5. 設定データの保存

 参考ホームページ

[イントラネット画像演習]