インターネットサーバ基礎 第4回目 WebサーバApache
Apacheを設定する
今回のインストールではApacheの設定ファイルは/usr/local/apache2/conf/httpd.confとなる。今回はこのファイルの内容を確認し、Apacheの設定方法とその動作を確認する。
Apacheの設定を変更するのでインストール直後のファイルをバックアップし、いつでも初期状態戻せるようにしておく。
# cp httpd.conf httpd.conf.org
エイリアスの設定
apachectlを今回インストールしたものにすぐにアクセスできるようにする。
# alias apachechtl='/usr/local/apache2/bin/apachectl'
上記の一行は~/.bash_profileに追加しておくと次回のログインからすぐに使える。
apachectl -t : httpd.confの文法チェックapachectl -k graceful : httpdに設定ファイルを再読込させる
# cd /usr/local/apache2/conf # vi httpd.conf
httpd.confの設定の確認
- ServerAdmin サーバ管理者のメールアドレスを指定するディレクティブ
- ServerName DNSに登録されているサーバ名またはIPアドレスを指定するディレクティブ
- IfModule モジュールの有無でApacheの設定を変えるディレクティブ。
- DocumentRoot サーバに設置するHTMLファイルの保存場所。必要に応じて変更する。
- Directory
- DirectoryIndex
演習
- ServerAdminとServerNameを自分の状況に合わせ変更する。
- /usr/local/apache2/htdocs内のファイルindex.htmlの名前をindex.htmに変更し、このディレクティブの動作を確認する。
- index.htmもインデックスファイルとして利用できるようにApacheの設定を変更する。設定を変更したら、Apacheを再起動する。