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Apacheのダウンロードとインストール
ダウンロード
Apacheのサイトから最新のファイルをダウンロード、ホームディレクトリに展開する。
- Apache httpd http://httpd.apache.org/ http://httpd.apache.org/?
- ダウンロードのページhttp://httpd.apache.org/download.cgi?!brUNIX Source:httpd-2.0.48.tar.gzをクリックし、ダウンロードする。
ファイルの展開
ターミナル上で次のコマンドを実行する。ファイルの解凍と展開は次のように実行する。
tar zxfv httpd-2.0.48.tar.gz
カレントディレクトリにhttpd-2.0.48というディレクトリができる。
- 拡張子gzはgzipで圧縮されたファイル。展開するにはdオプションを指定する。
gzip -d xxx.gz
圧縮するにはオプションを指定しない。
gzip xxx
- 拡張子tarはtarで1つにまとめられたファイル。
インストール
詳しくは添付のドキュメントを読む。手順は次の通り。自動設定とmake(コンパイル)。一般ユーザで作業する。
cd httpd-2.0.48 ./configure make
- configureコマンドはシステムで利用できるコンパイラ、ヘッダファイル、ライブラリ、ツールなどの開発環境を確認し、Makefileを作る。
- makeコマンドはMakefileをもとにしてソースファイルをコンパイルする。
コンパイルに成功したら管理者権限でインストール。
su make install
インストールに成功すると/usr/local/apache2にファイルがインストールされる。
- make installはMakefileのinstallラベルに示される作業をおこなう。
すでにhttpdが稼動していないかをチェックし、稼動していればそれをserviceconfコマンドなどでとめる。
ps ax | grep httpd
Apacheの制御
httpdまたはapachectlコマンドを使う。引数は次の表の通り。
オプション | 意味 |
---|---|
start | デーモンの起動。すでに起動していればエラー。 |
stop | デーモンの停止。 |
restart | デーモンの再起動。 |
status | デーモンの状態を表示。 |
graceful | 上品に?再起動。 |
configtest | 設定ファイルをチェック。 |
update | 設定ファイルをチェックし再起動。停止時は起動しない。 |
apachectl graceful
代表的なディレクティブ
httpd.confの代表的なディレクティブを表に示す。
設定項目名 | 意味 |
---|---|
ServerType | httpd の実行方法 |
ServerRoot? | 設定ファイルの設置場所 |
ServerName | サーバの名前 |
ServerAdmin | サーバ管理者の Email アドレス |
DocumentRoot | httpd のトップレベルのファイルの設置場所 |
PidFile? | プロセス ID ファイルの設置場所 |
ScoreBoardFile? | スコアボードファイルの設置場所 |
Errorlog | エラーログの設置場所 |
LogLevel? | ログを記録するレベル設定 |
User と Group | httpd プロセスのオーナとグループ |
UserDir | ユーザのホームページファイルのホームディレクトリ内での設置デレクトリ名。デフォルトはpublic_html |
DirectoryIndex | インデックスファイルの名前。デフォルトはindex.html |
AccessFileName? | ディレクトリごとのアクセス制御設定ファイルの指定。デフォルトは.htaccess |
<Directory> | ディレクトリごとの動作指定。 |
AddDefaultCharset? | デフォルトの文字コード指定。デフォルトはISO-8859-1。日本語を使うにはShift_JISにする。 |
Alias | ディレクトリのエイリアスを設定する |
AddHandler | ファイルタイプに対する拡張子の指定 |