アンカー要素 A Anchor
HTMLの特徴はある文書から他の文書へのつながりを指定できるハイパーリンクまたはリンクを実現する要素がアンカー要素Aです。
アンカー要素の書式
<A href="リンク先URL" target="ウィンドウ名">アンカーを示す文など</A>
| 属性 | 属性値 |
|---|---|
| href | リンクをクリックしたときに開きたいファイルやサイトをURLで指定する。同一サーバ内ならば相対あるいは絶対パス指定を使い、他のサーバならhttp://xxx.xxx.xx/を使う。 |
| target | リンク先のファイルやサイトを表示するウィンドウ名を指定する。省略可。省略したときは現在のウィンドウにリンク先の文書が表示される。 _blankを指定すると毎回新しいウィンドウが開かれる。 |
アンカーを示す文は必ず必要で、文字列やIMG要素を指定する。
アンカー名の設定
文書内のリンク先を定義するときはname属性を使う。定義のみなのでブラウザ上の表示には何も現れない。
<A name="アンカー名">
アンカー名は自分で決めて良い。アンカー名をリンク先に指定するときはhref="#アンカー名"とする。
例えば、test.html内に次のアンカー名が定義されているときに、このをリンクするにはファイル名とアンカー名を組み合わせたアンカーの指定をする。
test.htmlの一部
<A name="anc1">
test.htmlのアンカー名anc1にリンクする。
<A href="test.html#anc1">リンク先</A>
メーラを起動し、メール送信
ホームページからメーラを起動し、メール送信させるにはhref属性にmailto:メールアドレスを指定する。
<A href="mailto:ksakabe@gmail.com">メールはこちらから</A>
使用例
<HTML> <HEAD> <TITLE>リンクリスト</TITLE> <META http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS"> </HEAD> <BODY> <H1><A name="aa">リンクリスト</H1> <UL> <LI><A href="http://www.yahoo.co.jp/">Yahoo!Japan</A> このウィンドウに表示</LI> <LI><A href="http://www.yahoo.co.jp/" target="_blank">Yahoo!Japan</A> 毎回、新しいウィンドウに表示</LI> <LI><A href="http://www.yahoo.co.jp/" target="test">Yahoo!Japan</A> 常に同じウィンドウに表示(ウィンドウ名test)</LI> <LI><A href="ex_ul.html">UL要素のサンプル</A></LI> <LI><A href="./ex_ul.html">UL要素のサンプル</A></LI> <LI><A href="./ex/ex_ul.html">UL要素のサンプル</A>exフォルダ内のファイル</LI> <LI><A href="/ex_ul.html">UL要素のサンプル</A>このサイトのトップのファイル</LI> <LI><A href="ex_a2.html#a3">アンカー名の利用</A>ex_a2.htmlのアンカー名a3へ</LI> <LI><A href="mailto:ksakabe@gmail.com">メールを送る</A></LI> </UL> </BODY> </HTML>
サンプルファイル
- ex_a.html(426)
- ex_a2.html(349)
[HTML]